蛍茶屋

まっつん@2012

2012年05月06日 22:45

長崎の路面電車では、
蛍茶屋」という行先を良く見かけますよね。


そこでふと思ったのが、
蛍茶屋の由来はなに??」


実は地図を見てみると、「蛍茶屋」という名は住所表記には存在しません。
ではなぜ蛍茶屋??


先日、蛍茶屋を訪れる機会があったのですが、
そこに意外な発見がありました


蛍茶屋という名から想像できるように、
実はこのあたりに茶屋がありました。


旧長崎街道沿いにあり、日見峠を越える際に
一服休憩でもしていたのでしょう。


その茶屋があったところは、
夜になると蛍が群れて幻想的な光を放っていたそうです。
そこでこの「蛍茶屋」という名がつけられました。


その蛍茶屋の名残を見つけましたよ!


国道34号沿いにある、長崎街道沿いです。
ちょうど路面電車の蛍茶屋車庫の裏あたりに位置します。


そこにこんな碑が立っています↓



手前の石でできたベンチは当時の名残でしょうか↓



いま、蛍茶屋と呼ばれる所以を知るのはこの程度です。


路面電車の行先に表示されていて、なんとなく見ている地名も
ちょっと調べて現地を訪れてみると意外な発見があるもんですね。


蛍茶屋行きの路面電車に乗車した際には、
当時蛍茶屋で一服した侍(?)に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。


蛍茶屋跡地はこちら↓

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