蛍茶屋
長崎の路面電車では、
「
蛍茶屋」という行先を良く見かけますよね。
そこでふと思ったのが、
「
蛍茶屋の由来はなに??」
実は地図を見てみると、「
蛍茶屋」という名は住所表記には存在しません。
ではなぜ
蛍茶屋??
先日、
蛍茶屋を訪れる機会があったのですが、
そこに意外な発見がありました
蛍茶屋という名から想像できるように、
実はこのあたりに茶屋がありました。
旧長崎街道沿いにあり、日見峠を越える際に
一服休憩でもしていたのでしょう。
その茶屋があったところは、
夜になると蛍が群れて幻想的な光を放っていたそうです。
そこでこの「
蛍茶屋」という名がつけられました。
その
蛍茶屋の名残を見つけましたよ!
国道34号沿いにある、長崎街道沿いです。
ちょうど路面電車の
蛍茶屋車庫の裏あたりに位置します。
そこにこんな碑が立っています↓
手前の石でできたベンチは当時の名残でしょうか↓
いま、
蛍茶屋と呼ばれる所以を知るのはこの程度です。
路面電車の行先に表示されていて、なんとなく見ている地名も
ちょっと調べて現地を訪れてみると意外な発見があるもんですね。
蛍茶屋行きの路面電車に乗車した際には、
当時
蛍茶屋で一服した侍(?)に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
蛍茶屋跡地はこちら↓
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